電気工事士を募集しています
皆さん、こんにちは!春も終わりかけ、桜の花びらが散り始めるこの時期に、普段は電線と格闘している夫と一緒に、ちょっとした冒険に出かけました。題して「散る寸前の桜、最後の美を求めて」。電気工事士の夫が休みを取るのは珍しいことですから、このチャンスを生かさない手はありません!
朝、いつもよりちょっと遅めに起床した夫をそっと起こし(いつもは彼が早起きなので、珍しい光景です)、私たちは準備を始めました。私がお弁当をパッキングしている間、夫は何故か工具箱を見つめていました。「それ、桜に使うの?」と冗談を言ったら、「いや、念のためだよ」と真剣な顔で返されました。どんな桜が電気工事を要求するのか、非常に気になるところです。
目指すは地元の公園。この時期になると、通常は桜の見頃も終わりに近づいていますが、我が家の作戦は違います。散り際の桜を愛でるのです。道中、夫は「この木、枝が落ちそうだなあ」とか、「ここ、配線が見えてるけど大丈夫かな?」と仕事モード全開でコメントしていましたが、私はそんな夫の一面を見るのも新鮮で楽しかったです。
公園に到着し、予想通り桜はほぼ散り終えていましたが、それがまた風情があって良いんですよね。桜の花びらが風に乗って舞い、まるで雪のよう。私たちはその下で静かにお弁当を広げ、時折舞い落ちる花びらを眺めながら、穏やかな時間を過ごしました。
夫がふと、「桜の花びらって、小さい太陽パネルみたいだよな。光を浴びて、人々に春をエネルギーとして届けているんだ」と言い出しました。私はその発想に笑いが止まりませんでしたが、なるほどと思わせる一面も。
結局、私たちの桜花見は、散りゆく美を愛でるというより、日常から少し離れて、二人の時間を楽しむ旅となりました。夫の普段見せない一面を見られたのが何よりの収穫です。電気工事士と桜、意外な共通点が見つかるかもしれませんね。今度は何をテーマにお出かけしようか、もうわくわくしています!